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みらくさん、元気出して

あなたの笑顔のために、自分の話をひとつだけ。

それは今から二十数年前のこと。いつも私はあまりたいした化粧をしない。

ある日、知り合いの家に行ったときのこと。その人が化粧品の販売を始めたとかで、「買わなくていいから使ってみて」と、その場のみんなで化粧品を使ってメイクを始めた。「これ塗ってみて」「そうじゃない。ああ、もう、やってあげる」と、使ったこともない頬紅、アイライン、マスカラ、アイシャドーなどが私の顔に。

「こんなものね」と言われて、鏡を見た。うわあああ、けばけばしい。この顔で帰るの?「化粧を落としたらだめだよ。このまま帰りなさい」と言われ、ひいいいと思いながら帰宅。家族がびっくりするだろうと思った・・・しかし。

何事もなく、家族そろって夕食。こどもたち、夫、義父母の誰も何も反応せず、普通に食べ終わる。おかしい。

そして、夕食の片付けも終わり、別室に行ったとき、夫にこう訊いてみた。「ねえ、私を見て、何か気づくことない?」

夫は、じっと私を見つめ、そして言った。

「髪の毛、切った?」・・・・・・・・by182136T

“みらくさん、元気出して” への1件のコメント

  1. みらく より:

    最後の一言に爆笑しましたあ。(⌒▽⌒)

    ありがとう。私のために・・・でも、きっとみんなが笑ってしまう。(=^_^=)
    笑いと優しさがウィルスをやっつけてくれたらなあ・・・

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