赤影、現状
「あかーい仮面は謎の人ー どんーな顔だーかー 知らないがー
きらーりと光るー すずしい目ー 仮面の忍者だー 赤影だー
手裏剣しゅっしゅっしゅっ しゅしゅっ 赤影はゆーくー
・・・赤影、参上」
「赤影さん、大きな荷物持ってどこに行くの?」
「おお、青影か。新型コロナウィルスのせいで、飛騨に観光客が来なくなって、実入りがなくなり、皆が困っている。少しでも役に立つかと思ってな、各地のスーパーマーケットで飛騨物産展をしようと出かけるところだ。」
「なるほど。おいらも手伝おうか。」
「お前は学校があるだろう。」
「だいじょうぶ!おいらの学校でも、感染者が出ちゃったから、3日間休みなんだよ。」
「そうなのか。白影殿はどうしたかな。」
「白影さんなら、大凧に乗って出かけたよ。公共交通機関は感染のリスクが高いから嫌なんだって。」
「そうか。で、どこに行ったのかな。」
「金目教の見学だよ。」
「何? 金目教だと!?我らの敵ではないか。」
「赤影さん、古いよ。金目教は、悪いことばっかりしてちゃ、スポンサーもつかず、やっていけないからって、経営方針を変えたんだ。今では、金目鯛の煮付けが評判の『金目食堂』、光る目がかわいいネコたちが癒やしてくれる猫カフェ『ラブ金目チャン』、カラーコンタクトも取りそろえためがねの店『ゴールドアイ』なんかの経営をしているんだ。」
「なんと、そんなふうに変わっていたのか。最近、外国人客相手の忍者ショーで忙しかったから、ちっとも知らなかった。」
「白影さん、今年で定年退職だろ。でも、まだ子どもにお金がかかるから、しっかり働いてもらわなきゃ困るって、奥さんに言われたんだって。で、金目食堂で料理人として働こうかなと考えてるみたいだよ。」
「そ、そうだったのか・・・。なんだか身につまされるなあ。私も将来設計をしっかりしないといけないなあ。」
「赤影さん、退職後のこと、考えてるの?」
「まだ、何も」
「おいらにちょっとしたツテがあるんだよ。」
「は?青影にツテなんかあるのか?」
「おいら、白影さんから凧の作り方をいろいろ教わったんだよ。それでね、青影だから、青い凧だろ。で、子どもだから小さい凧にしたんだ。小さいから乗れないんだけど、たくさん作って連凧にしたんだよ。そしたら」
「そしたら?」
「ある会社の社長の目にとまって、コマーシャルに使われたんだ。知ってる?せーうん それは きみがーみたひかりー ぼくがーみーたーきぼー せーうん それは ふれあいのーこころー しあわせのーあおいーくもー ってやつ。」
「それは、国民的長寿番組のスポンサーの あの会社じゃあないか。すごいな。」
「えへへ、でね、社長と仲良しになったから、少しくらいお願いもきいてもらえそうだよ。」
「それは、いったいどういうことだい。」
「座布団運びの人がだんだん高齢になってきて、腰が痛いみたいなんだ。何年かしたら交代しなきゃならないだろうから、そのとき、赤影さんが入れるように頼んでみるのはどうかな。赤影さんなら赤色の着物も似合うし。」
「それは、まことにありがたい。ぜひ、よろしく頼むよ。」
高齢化社会の悩みは、忍者達にも忍び寄ってきたのだ。頑張れ、赤影、白影。なんだか、悲しいお話になってしまった。
by 182136T
もう今年も9月となり定年まであと半年。今年はコロナさんの影響でないもできずにすぎてしまいました。
まだ、コロナさんも衰えをみせず東京では毎日200人越えの感染者。半田でも100人を超えています。
Go toキャンペーンも連休前に東京除外も解除とのこと。たぶん地方での感染者が増えることでしょう。
自分の在宅勤務も4月からずーっとで、はや5カ月。上司から10月の在宅勤務申請時には来年3月31日までと言われたので
在宅のまま定年かな?会社側は大勢の宴会は禁止としてるので送別会もないまま定年かな?
ちょっと寂しい。
赤影さん手裏剣しゅっしゅっしゅっ しゅしゅっでコロナさんやっつけてくれないかな?
青影さんの鼻に指をかけての「だいじょうぶ!」のポーズが見たいです。
あまりに生々しい設定なので、ひょっとしたらお知り合いの方たちのことかしらん。
高齢化の件は、コロナ関係なく身につまされます。
makuntaさんはパソコン得意だから今後も活躍期待できそうだけど、うちはちょっと辛いですなあ。(^_^;)
息子も娘も連休中にスポーツ観戦を楽しんでます。
私はやっと部屋の片付けに着手して、国勢調査も送信しました。
今台風のニュース聞いて、どうか大したことなく過ぎてくれますようにと、本気で祈ってしまいました。(>_<) 恐いなあ・・・
仮面の忍者はよく見ていた記憶があります。
赤影さんは結構イケメンだったと思います。182136Tさんもイケメンの赤影さんを見てたかな?
台風は水曜日には温帯低気圧に変わるようです。風より雨かな?
4連休は稚内に行く予定でしたが、コロナが怖くてキャンセル。結局どこへも行けず。
19日の誕生日に妹が木曽路で還暦の祝いをしてくれたのでうちの家族と妹家族の計10人で松茸と北海道の海の幸、しゃぶしゃぶを食べてきました。
木曽路では還暦のお祝いというと赤いちゃんちゃんこを用意してくれて思いがけずに赤いちゃんちゃんこを着て記念写真が撮れました。
親父たちの時代は還暦は旅館を借りて宴会しましたが今はそんな時代ではないですね。
連休で各地の観光地が賑わっているとニュースで報じていますが、この後のコロナが広がらないことを祈ってます。
うちもみらくさんのようにいろいろ片づけをしてます。
出てきた不用品は長男がネットオークションで売ってます。こんなもんがというものまで売れますよ!
長男次男が子供の頃に集めたカードゲーム(遊戯王など)でレア物は1枚700万円だそうです。
うちにあったカードも1枚16000円で売れました。